朝鮮中期、党派争いが激しさを増していた時代。

王権復権の為に作られた秘密組織”黒雲剣”

時代の波によって翻弄された兄弟の運命を
描いた迫力満点のアクションドラマ。

あらすじ1話

シジェ王が王権復権の為に作った秘密組織”黒雲剣”の
リーダー、イ・ベンノク。

政治を牛耳る左議政のカン・チスンへの暗殺を命じられる。

ベンノクはある日、カンの裏金の取引を阻止する為に襲撃。

そこにはベンノクの実の弟、
カン・チスンの娘婿となったベッキョルがいた。

流れる血を見てシジェ王は自分がベンノクを夜叉にしてしまったと
嘆きつつも、カン・チスンの暗殺を託すことに。

一方カン・チスンはベッキョルを”白雲剣”(正式な王の秘密組織)
に復帰させ王の動きを見張らせることにした。

幼い頃、仲良く暮らしていた兄弟と
兄ベンノクを本当の兄のように慕っていたシジェ王。
そして幼馴染のチョンヨン。

ある夜、カンらは妓楼で接待を受けていた。
そこで妓生姿のチョンヨンと会う。

驚くベッキョル。

妓生ヨニとしての水揚げの日だったのだ。

そこへ黒雲剣が襲撃に出る。チョンヨンの姿を見た
ベンノクもまた驚く。

逃げようとしたカンを見て短刀を投げるが、
その刀はチョンヨンに刺さり・・・

あらすじ2話

ベンノクはチョンヨンに気づき、慌てて短刀の紐を引く。

カンの暗殺は失敗に終わった。

カンは自分を襲わせている者が王であると確信していた。

今から5年前。

ベンノクら兄弟は貧しい生活を送っていた。

近くで官軍と反乱軍の戦いがあり、
反乱軍を助けに行ったベンノク。

それがきっかけとなり、
兄弟たちは離れ離れになってしまった。

ベンノクを慕うチョンヨンだったが、ベッキョルもまた
チョンヨンを愛していた。譲ってほしいと頼むベッキョル。

一方、ベンノクは王により
判官の後任に指名されたパク・ユンの家にいた。

翌朝、刺客が来てユンの母を誘拐する。

ところがその刺客はカンの手下ではなく
王付きの内官ト尚膳(サンソン)だった。

あらすじ3話

パク・ユンの母親殺害は王の仕業によるものだった。

カンの仕業と思っているパク・ユンは兵曹判書として登庁。

ますます王への忠誠心を強めるのだった。

カンはパク・ユンを味方にしようと自宅へ招待した。

護衛していたベンノクとベッキョルを含む刺客たちとの
血を交えた争いが始まる。兄弟の闘い。

最後は隙を見て逃れることができたベンノク。

ベンノクはチョンヨンを身受けしたいと
妓楼のチヒョンに願い出る。

チョンヨンは嬉しく思いながらも5年前に
ベンノクとベッキョル二人に捨てられたという
傷ついた心を癒せず抵抗する。

ベンノクはその真実を知り茫然とするのだった。

ベッキョルは部下と供に黒雲剣のアジトに乗り込む。

間一髪逃げ出すことができたベンノクら数名は
それぞればらばらになり逃走する。

感想

韓国時代劇といえば長い話が多いですが
こちらは12話と短く完結。

画面はセピア色で全体的に暗い印象。

流れる血だけは妙に鮮やかで刀が交わる音が響く。

そんなシーンが多いので苦手な方もいるかもしれません。

が、、、最初はわかりにくいのが韓国ドラマの時代劇の特徴!?

相関図を先に見ることをオススメします!

ベンノクとベッキョル、チョンヨンに
平穏な幸せがやってきたらいいのにな~と
純粋に期待しつつ・・・

4~6話へどうぞ。

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